・第1回駿台全国模試について知りたい。
・具体的な対策を簡単に分かりやすく教えてほしい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
この記事を書いている私は、30代の社会人(都内のJTC勤務)です。意を決して再受験に挑戦しています。
こういった私が、解説していきます。
私が実際に勉強に使っている参考書や問題集の感想、受験した模試の感想などを書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。
第1回駿台全国模試について
第1回駿台全国模試は、5月末に実施されます。
駿台のパンフレットには「難関大学対策のためのハイレベル記述・論述模試」
と書かれています。
https://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/sundai/moshi_P/moshi2_PD/1337374402116.htmlwww2.sundai.ac.jp
≫駿台予備学校 圧倒的な合格実績・駿台が受験生に選ばれる3つの理由 https://www2.sundai.ac.jp/
受験料
受験料は、一般の場合は「6,500円」です。
時間割
午前中が数学と国語で、午後が英語と理科/地歴です。
科目ごとの試験範囲、試験時間、配点
第1回は、現役生に配慮してか、試験範囲が狭く設定されています。
主な参加高校
全国の主要な進学校が参加しており、受験生のレベルが高いです。
主な試験会場(個人申込の場合)
個人申込の場合は、各地の主な駿台校舎で受験ができます。
(19都道府県しかないので、地方にお住まいの方は、模試が旅行ですね)
都内の場合は、早稲田大、学習院大、も会場になっています。
駿台全国模試への対策
- 標準的な問題集に乗っているような問題も多々含まれており、日頃の勉強が試される
- 第1回は比較的標準レベルの問題を主に入れている(とはいえ、他社の模試に比べれば難易度は段違い)
- 東大、京大、一橋、東工大なら大体5割後半〜6割を目安に
現役・高卒の東大・京大・旧帝大・難関医学部医学科志望者の多くが一同に会するハイレベル記述模試
【代表宮原】まず大前提ですが、第1回駿台全国模試は、現役・高卒の東大・京大・旧帝大・難関医学部医学科志望者の多くが一同に会するハイレベル記述模試です。この母集団の中で正規分布となるような難易度設定のテストとなっていますので、中にはかなり難易度の高い問題も含まれています。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
過去には(大問単位ではありますが)高得点取れたら偏差値100超えの大問もありました(*偏差値はあくまで母集団の平均点からの差を示す指標ですので、平均点が超低い大問で高得点取れれば100超えは普通にありえます。ちなみに東大/京大入試実戦模試でも大問単位ではたまに発生します)。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
「受験者(=難関大志望者)の大半が確実に取れる標準レベルの問題」で失点しない
【代表宮原】このように、ハイレベル模試については、成績優秀者でも差がつきにくい問題もちらほら出てきますので、まずは「受験者(=難関大志望者)の大半が確実に取れる標準レベルの問題」で失点しないことが大前提となります。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
目標点(800点満点で)450~500点以上
これを受けて、本模試での「4教科5科目(英数国+理科or地歴2科目)」の目標点としては、過去の東大・京大合格者の本模試における得点状況を見ると、一般的には(800点満点で)450~500点以上で考えてもらえると良いかと思います。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
【代表宮原】志望大学・学部によって状況は異なるのですが、私は(例年通りだと)以下の基準で解釈しています。600点台以上:「超有望ライン」、500点台:「有望ライン」、400点台:「可能ライン」、350点〜400点:「チャレンジライン」(*全て4教科5科目800点満点での得点です)
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
【代表宮原】「有望ライン」解説:500点台ですと、例えば【英語150点+数学130点+国語110点+理科地歴110点】のような得点パターンが想定されます。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
国語は(先に書いたとおり)高得点が取りにくい想定として、その他英語・数学は大きな穴がなく(かつ片方は偏差値70overを確保)、理科地歴はまだ物足りないが、英数国に致命傷がない分、理科地歴の伸びしろで有望というロジックです。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
【代表宮原】「可能ライン」解説:400点台については、様々な得点パターンが考えられます。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
例えば【英語110点+数学140点+国語100点+理科地歴80点(1科目突出して、他が標準的)】【英語120点+数学110点+国語100点+理科地歴100点(全科目そこそこ)】などがよくあるパターンです。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
単純計算では、500点台の方からは1科目20点分課題を抱えている計算になりますが、800点満点のうちの20点分ですので、(夏休みもありますし)このレベルであればまだ十分挽回できるというロジックです。なお、特定の科目が大きく凹んでいる場合は、早めの挽回をオススメします。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
【代表宮原】「チャレンジライン」解説:350点未満だと、バランス型なら【英語90点+数学90点+国語80点+理科地歴60点】のような得点パターンになります。1科目突出型だと、他がその分マイナスとなります(【英語120点+数学70点+国語70点+理科地歴60点】のようなパターン)。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
【代表宮原】過去の合格者の様子でいうと、600点台も見かける半面、300点台という方も意外と多くいました。ただし、その後の最終結果を見ると、必ずしも得点に比例して合格しているわけではなく、500点台で惜しくも届かない、300点台でも合格を勝ち取ったというケースは少なからずあります
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
英語の対策
- リスニング・長文・英作文と出題されます
- 得意な方なら各大問で8割以上を目指す
- 最低でも全国平均は超えたい(=偏差値50以上)
【代表宮原】以下おまけで科目別のポイントをあげます。まず英語ですが、リスニング・長文・英作文と出題されます。志望大学の出題傾向をにらみつつ、得意な方なら各大問で8割以上を目指すつもりで取り組んでください。英語が苦手な方も、最低でも全国平均は超えたい(=偏差値50以上)ところです。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
数学の対策
- まず入試本番での「完答数」を設定
- その「目標完答数」を意識
- 全体を見渡して、手早く片付けられると判断した問題から手を付けて
- 1題1題確実に最後まで解き切ることを意識
その理由ですが、本模試の場合、数学が1題40〜50点分ありますので、ここでの出来で全体の得点が大きく上下します。その意味でも、500点台で高判定取れたからといって絶対大丈夫・・とは一概に言えないところもあります。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
【代表宮原】つづいて数学。まず入試本番での「完答数」を設定して、模試でもその「目標完答数」を意識してください。皆さんが受験する大学は、合格者の大半が得点できる「取り問」で失点すると致命的なビハインドを背負うことになります。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
特に東大は第1問が必ずしも取り組み易いとは限らないので、頭から順番に解くのではなく、全体を見渡して、手早く片付けられると判断した問題から手を付けて、1題1題確実に最後まで解き切ることを意識して下さい。得意なら2〜3完以上、苦手なら1完2半ぐらいを最低ラインと考えましょう。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
国語の対策
- まず、「古文」「漢文」できっちり得点できることが大きなポイント
- 「古文」は苦手(≒対策が手薄)な方が非常に多く、文系・理系とも差が開く傾向
- 語彙・文法に絡む出題がされます
- 語彙・句形の問題は確実に押さえておくべき
【代表宮原】続いて国語。全体の目標点としては、合計で100~120/200点(50~60%)取れれば十分といえます。そのためにはまず、「古文」「漢文」できっちり得点できることが大きなポイントとなります。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
「古文」は苦手(≒対策が手薄)な方が非常に多く、文系・理系とも差が開く傾向があります。語彙・文法に絡む出題がされますので、ここで大きく失点しているようだと、そもそもの基礎知識や知識の運用面が怪しい可能性が高いと言えます。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
また、京大志望者は「漢文」対策を疎かにしがちですが、共通テストでも出題されますし、京大国語でも一部出題される可能性は十分にあります。少なくとも、この模試で問われる語彙・句形の問題は確実に押さえておくべきです。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
「評論」は必ず出題されますので、取れていた方がいいに決まっていますが、「小説」については、二次で出題される大学は限られるので、この模試では高得点が取れなくてもあまり気にしなくてOKです(小説の記述問題は解答の根拠の拾い方が曖昧だったりしますので)。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
…と書くと小説を捨てる方が毎年出てくるのですが(汗)、共通テストを考えても記号問題は確実に得点できるよう、小説における「解答の根拠の探し方(評論同様、根拠は必ず本文中にある)」をしっかりチェックしておきましょう。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
理科、地歴の対策
- 偏差値50以上+「既習範囲で得点できているか」がポイント
【代表宮原】最後、理科&地歴ですが、偏差値50以上+「既習範囲で得点できているか」がポイントです。特に理系志望者+東大のみ文系志望者のように、個別試験で2科目対策が必要になる場合は、2科目両方について既習範囲の定着度合をきちんとチェックしておきましょう。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
模試の出題範囲が現役生に配慮されているはずなので、既習範囲で点が取れていないなら、知識が入っていない、記述型の問題演習が足りないなどの課題に応じた打ち手が必要です。逆に、この段階で理科地歴で高得点が取れれば、夏の冠模試でも好判定が期待できます。
— Z会プレミアクラス (@zkai_premiere) 2022年5月23日
過去の受験生の感想記事
≫駿台予備学校 圧倒的な合格実績・駿台が受験生に選ばれる3つの理由 https://www2.sundai.ac.jp/
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