30代からの大学再受験ブログ

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2022 東大本レ(東進の第2回東大本番レベル模試)の感想

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・東大本レ(東進の第2回東大本番レベル模試)の結果、感想を知りたい。
・科目ごとの感想も教えてほしい。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  1. 2022 東大本レ(東進の第2回東大本番レベル模試)の感想

ホリキタ30代で再受験(東大理1志望)

ホリキタ(@Horikit_Juken

この記事を書いている私は、30代の社会人(都内のJTC勤務)です。意を決して再受験に挑戦しています。

こういった私が、解説していきます。

私が実際に勉強に使っている参考書や問題集の感想、受験した模試の感想などを書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。

2022 東大本レ(東進の第2回東大本番レベル模試)の感想

2022/08/28(日)に、東進の第2回東大本番レベル模試を受験してきました。

(同じ教室で、高2東大本番レベル模試も開催されていました)

全体的な感想

全体的な感想を一言でいうと、「思うような答案が書けず悔しい」です。

この、模試を受けた後の「なぜあの問題が解けなかったのか」「他の受験生は出来ているのに、どうして自分だけ…」という悔しく情けない気持ちを、大切にしたいと思います。

それが勉強へのヤル気の源になるのだと思うし、それだけでも、模試を受けた意味があったと思うからです。

もっともっと、次こそより良い結果が出せるように、今は努力を続けるしかないと、明日からの勉強を頑張ろうと思います。

結果(点数と判定)

合計189点、理一でC判定でした。

科目ごとの感想

英語

今回も、実戦、オープンと同じ順番で解きました。

4(B)和訳→2(A)(B)英作文→1(A)要約→3リスニング→5長文→1(B)空所補充→4(A)

前半の1(A)までで、40分間ぐらい使ってしまい、リスニングの下読みをする時間がほとんどとれませんでした。

※私の受けた会場では、リスニングの音声は非常にクリアに聞こえました。
(雑音があると予告があった気もしますが、全く雑音は無しでクリアでした)

リスニング後は急いで5の長文を読んで解き、その後、1(B)も急いで読んで何とか埋め、
最後に残した4(A)は時間が無く、勘でマークしました。

1(A) 要約

第4段落の「reason, inner knowledge, the ability to find evidence and come to conclusions」の部分を、
具体例と思い答案に含めなかったのですが、解答冊子を見ると、必要な要素として書かれていて、 この部分は減点になると思うので、ほとんど点が無いかな、と。

字数の中に何を要素として書けばよいのか、の判断がまだまだ修行不足です。

1(B) 文補充

記号の正答率は、3/5でした。

並び替えは、「burden 重荷、負担」の単語が分からずに解けませんでした。
(LEAPでは「burden」はPart2の重要語なのに、覚えてませんでした)

2(A) 自由英作文

「時間は平等ではない」という立場で書きました。

  1. 主張:時間は平等ではない
  2. 理由:家族に病人がいて看護をしている人や、貧しくて長時間労働せざるを得ない人は、自由な時間が無いから
  3. 締めくくり:それゆえ、全ての人にとって時間が平等とは言えない

という構成で、10分ぐらいで書きました。

(採点官への礼儀として、文末に○○wordsと書き添えるマナーも忘れずに)

2(B) 和文英訳

「生えたところから~」というのが表現が思い浮かばず、この部分は書くのを諦めました。

「その境遇に対して~」は、「circumstance」は綴りが自信が無かったので、代わりに「environment」を「change」する、のように書きました。

3 リスニング

正答率は、(A)が1/5、(B)が4/5、(C)が2/5で、全体で14点/30点満点、でした。

リスニングは、ポラリス長文の音声を、毎朝の通勤時に聴いているのですが、
なかなか聞き取れるようになりません。

4(A) 誤文訂正

勘でマークしたのでノーコメント。

4(B) 和訳

(ア)は、「,up to a point, ある点までは」と「beyond ~を超えて」のところが上手く表現できず、ぎこちない日本語になってしまいました。

(イ)は、字数内に上手くまとめられませんでした。

(ウ)は、「organism 有機体」を「組織」と書いてしまいました。
あと、「settle on ~に落ち着く、決定する」と「cease to do ~するのをやめる」の表現がやや曖昧でした。

5 長文

(A) 「spell」という単語に「呪文」という意味があることを知らず、
そのまま「つづり」と書いてしまい、自分でも意味不明な日本語だな、と思う答案を書いてしまいました。

帰宅後に、「ジーニアス英和辞典 第4版」を見ると、ちゃんと「呪文」と書いてありました。

(B)並び替えは、「do too much of it それをやりすぎる」の表現が分からず。

(C)は、「scribble 走り書きする」が分かりませんでした。

(D)の空所補充は、正答率は、4/6。

「put」に「表現する、言い表す、述べる」という意味があるのも知りませんでした。

あと、「change the baby」が「赤ん坊の着替えをする、おしめを替える」というのも知りませんでした。

「put」「spell」「change」など、簡単な単語なのに、知らない意味がたくさんあり、辞書を引くたびに新しい発見があります。

数学(理系)

数学は全然、ダメでした。

1問も完答できず、部分点をお情けでいただいたとしても、たぶん30点ぐらいじゃないかと思います。

① 通過領域

Pのx座標をパラメータで置いて、そのパラメータの方程式が実数解を持つ条件を求める、
という方法で解こうとしましたが、
「ん?これじゃルートを含んだ関数が出てきてしまうぞ、」と謎の違和感を感じてしまい、中断し、そのまま他の問題を解いていたら時間切れになり、中途半端な答案に。

② 整数、数列

似たような問題を解いたことがあったので、
Aを等比数列の和で表現して、(1)の不等式はすぐに示せました。

しかし、「√Aの1の位の数を求めよ」という問題文を完全に見落としていました。
(帰宅後に解答冊子を見てから初めて気づきました)

(2)の方も、不等式を満たすaは見つかったものの、後半の「√Aの小数第10位の数を求めよ」の部分は問題文を正しく読めておらず。

③ 立体図形、ベクトル

これは、帰宅後に時間をとって解き直したら、
きちんと手を動かして素直に計算すれば出来たはずの問題だと感じました。

(試験時間中は、いったいどういう方向で解いていけばいいのかが、思い浮かびませんでした)

④ 確率 (漸化式)

(1)は素直に計算してすぐ求まり、
(2)は、C以外の状態は、どういう形があるかを順に書いていったら、
パターンが分かり、それぞれの状態になる確率を文字で置いて、
連立漸化式を立てるところまでは出来たつもりが、
そこから上手く計算できず。

帰宅後にもう一度、じっくり考えてみたら nが偶数のとき、奇数のときで、とれる状態が決まるという視点が欠けており、
それで詰まってしまっていました。

同じような問題をこれまでにも解いたことがあるはずなのに、
試験中だとどうしてできないのか、悔しいです。

⑤ 回転体の体積 (積分

この問題も、問題文を正しく読めていませんでした。

「直線OPがPにおけるC,Dの共通接線」というところを、
単に、「点Pにおける共通接線」と早とちりしてしまい、
原点を通る接線だという条件が抜けてしまい、
接線の傾きが同じであることと、CDが両方ともPを通ることを条件に式を立てたものの、
「これだけじゃ、a, b, Pを求めるのに、式が足りないじゃないか」となり詰み。

しかたなく、P(α, β)と書いたままの状態で、VとWの積分の計算式だけでも書いておこうと思うものの、
グラフの形状(4次関数の方を、山と谷があるような形にかいてしまいました)
を誤った形に思い込みで書いてしまい、
くり抜く部分を見誤り、間違った立式に。

⑥ 3次方程式の複素数

3つの解の、α、a/αが虚数で、残りの1つのα5 + bα が実数であることは読み取れたものの、
2つの虚数解が互いに共役であることに気づけず。

帰宅後にじっくり考えてみたら、「そうか、共役じゃないか」と気づき、
αを極形式で表現して、残りの1つが実数解であることを式にしようとすると、
sin5θが登場して「5倍角?めんどくさいなあ」と思いながらも、
諦めずに計算を進めると、abの条件式が登場。

途中で複雑な字数の高い式が出てきても、5次ぐらいなら、諦めずに進めれば何とかなる、
とあらためて認識。

国語(理系)

①現代文

漢字の「腐心」が書けませんでした。

科学哲学への招待
野家啓一
(ちくま学芸文庫)

歴史を哲学する――七日間の集中講義
野家啓一
(岩波現代文庫)

災害論―安全性工学への疑問―
加藤尚武
(世界思想社現代哲学叢書)

②古文

試験中にできなかった、あらためて再確認したい事項

  • 「影」が「光」で、現代語のかげは「陰」

③漢文

試験中にできなかった、あらためて再確認したい事項

  • 「不徒~ 」ただ~なだけでなく、その上~

物理

理科は、先に「地学」を60分間ぐらいで解き、その後の時間で「物理」を解きました。

物理は、②電気→③熱→①力学 の順番で解きました。

①力学(円運動、面積速度一定則)

III (1) まではどうにか解き進められましたが、
(2)で、z軸方向から見たときの初速と、最高点での速度、が式にできず、詰み。

(普段、イメージで物理をとこうとすると、こういう立体の複雑な装置のときに、
頭でイメージできず、詰みますね。イメージ物理撲滅)

②電気(コンデンサーの中身が見える極板が動くタイプ)

III (3)までは、電荷保存則とキルヒホッフ則の連立で同じことの繰り返しで、解き進められました。
(4)で、仕事を求めるのに、前の問題でせっかく力を求めているのに、仕事を定義通りに計算することができず、詰み。

(普段、コンデンサーの問題で静電エネルギーの増減からの逆算で仕事を求めるのばかりに慣れてしまっていると、こういう定義通りの仕事の計算ができなくなる浪人生病になってしまっていました)

③ 熱力学(断熱変化)

問題文に「単原子分子」とは一言も書いていないのに、勝手に単原子分子だと思い込んでしまい、
Cv = 3R/2 として解き進めてしまい、最後まで気づきませんでした。

(何で問題文に、Cvが指定してあるんだろう、と思いながら、違和感に気づきませんでした)

地学

まだまだ勉強不足ゆえ、ノーコメント。

東大の冠模試の過去問

秋の東大模試に向けて、模試の過去問で訓練をしておくとよいかも。

浪人生の人は、昨年も東大模試は受けていると思うので、 問題が重複しないように、9月頃に新刊が出る前に今のうちに2022年度版を買っておいた方がよいです。

juken-s.hatenablog.com

東大の過去問

過去問は夏休みが終わったあとから、例年、品切れ値上がり傾向なので、
早めに買っておいた方がよいです。

juken-s.hatenablog.com

まとめ

夏の東大模試は、プレ、オープン、実戦、も含めて、あまり思った成果が出せませんでした。
9月からはさらに気を引き締めて勉強を続けようと思います。