30代からの大学再受験ブログ

30代から再び大学を目指して、再受験に挑戦するブログです

2023東京大学2次試験を受験してきた(写真つき)

※[PR]当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれています。

・東大の2次試験を受験した人の感想を聞きたい。
・当日の会場の様子を知りたい。

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、30代の都内でJTCで働く社会人 です。意を決して再受験に挑戦しています。

本記事の内容

  1. 2023東大の2次試験を受験した
  2. 2023東大の2次試験の当日の会場の様子

2024年の受験

2024年の東大受験の記事は以下です。

juken-s.hatenablog.com

ホリキタ30代で再受験(東大理1志望)

ホリキタ(@Horikit_Juken

この記事を書いている私は、30代の社会人(都内のJTC勤務)です。意を決して再受験に挑戦しています。

こういった私が、解説していきます。

私が実際に勉強に使っている参考書や問題集の感想、受験した模試の感想などを書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。

東大の2次試験の当日の会場の様子

受験者心得を事前にWEBからダウンロードしておく

当日の「受験者心得」という説明書きPDFが東大のWEBサイトに公開されています。

2023年度から、東大も流行りのWEB出願になり、受験票もWEBからダウンロードして自分で印刷する形になりました。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/jyukenshakokoroe_rika.html

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/jyukenshakokoroe_rika.htmlwww.u-tokyo.ac.jp

当日の会場入り

開門時間は、1日目が8:20、2日目が8:30でした。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/jyukenshakokoroe_rika.html

地下鉄の丸ノ内線の「本郷三丁目駅」に朝8時ころに着いたのですが、
本郷三丁目駅」から東大へ向かう歩道は、受験生&保護者たちでかなり混雑していました。

Twitterで、東大受験生の親御さんでもある、ゆらのすけさんが、当日の体験談からの情報を書かれていました。これも来年の地方出身の受験生の方にはかなり参考になると思います。

私は社会人再受験なので、10数年前に、同じ道を通って試験に向かったなあ、と思い、本郷三丁目駅を出ると懐かしい気持ちになりました。

本郷三丁目駅から「正門」に向かう歩道は、かなり混雑していて、列がなかなか進まないぐらいです。

反対に、裏側の、「龍岡門」の方に向かう道は、かなり空いていました。

受験票を提示するのは、「薬学角臨時ゲート」のところなので、
そこまでは保護者の方も一緒に歩いて行けます。

実際に、保護者の方と一緒に歩いている受験生の方がたくさんいました。

(私は、地方公立高校出身なのですが、現役のときは、同じ高校の受験生みんなで同じホテルに泊まり、さらに先生まで一緒に引率で同じホテルにとまり、
当日も会場まで先生が着いてきてくれたのを思い出しました。
浪人のころは、地方から一人で東京に来て、一人でホテルに泊まって、
という不安と緊張と心細さでいっぱいでしたが、
そういう不安を少しでも和らげられるなら、保護者の方が一緒に会場に来てくれるのは、
受験生にとっては何より心強いことだろうな、と思いました。)

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/jyukenshakokoroe_rika.html

当日の会場の様子

休憩時間中は、教室の外に出て同級生、友達とおしゃべりしている受験生がたくさんいました。

私も現役のときは、同じ高校の受験生と、安田講堂前の広場で話して昼休みを過ごしたことや、
浪人の時は一人ぼっちで、やはり、安田講堂前の広場で、駿台の数学ZSテキストを見返していたら、
初対面の受験生に話しかけられ、その子も手に同じ数学ZSテキストを持っていて、
校舎は違っても同じ駿台生ということで話をして、緊張が和らいだのを思い出しました。

会場の屋外の仮設トイレ

受験生の人数に対して、建物内のトイレは数が少ないので、
建物の外に仮設トイレが多数設置されていました。
(まるで野外フェス会場のようでした)

教室の様子

私が受験したのは、経済学部の大教室でした。

長机の真ん中の席になってしまった受験生は、
トイレの度に、横の受験生に「すみません」と断って席を立たないといけない座席配置でした。

こういうとき、社会人再受験生の高齢者だと、肩身が狭いのですが、
幸いにも私は端の席だったので、若い受験生の方に迷惑を掛けずにすみました。

机の幅は狭くて、縦に使う国語や理科、英語の解答用紙は、机からはみ出してしまいました。

イスも固い椅子でした。

大学受験プレイヤーの阿修羅さんが、他の教室の写真をTwitterに載せてくれています。

試験の前後の長い待ち時間

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/jyukenshakokoroe_rika.html

試験の終了後、解答用紙が回収された後も、退室が許可されるまでに20分程度の待ち時間があります。
その間、参考書を見たり、スマホをさわったりすることは禁止で、
筆記用具を触ることも禁止です。

ただ、じっと座って待っているだけの時間です。

なので、1日目の終り、帰るまでの長い待ち時間にも、2日目の科目の勉強をすることはできません。

私の受験した教室の試験官の方は、長い待ち時間のことを
「この空間を体験して、みんな東大生になっていくんです。昔からの伝統なんです。試験が終わったあとも数10分も待たされて出れないというのが。」
とおっしゃっていました。

あと、待ち時間に筆記用具に手を付けてしまった受験生の方がいたのか、
試験官の方が大声で「筆記用具を触らないように言ったはずです!事情聴取をされることになりますよ!帰れなくなりますよ!」と脅されていました。

休み時間に、教室を出て、屋外に出る時には、必ず「受験票」を持って出る必要があります。
再び建物に入る時に、入り口に係員がいて、「受験票」を見せないと建物に入れません。
(受験票を教室に置きっぱなしで外に出てしまった場合は、係員の人に教室までついてきてもらい、受験票を見せる形になり、実際にそういう受験生が何人もいました)

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/jyukenshakokoroe_rika.html

2科目目が終わったあとも、教室ごとの時間差での解散になるので、試験が終わった後も40分ぐらい何もせずに待つ時間がありました。

試験官の方は、「朝、来るときは三々五々ですが、帰る時は一斉なので、本郷三丁目駅が対処できなくなってしまう人の量になるので、時間差を十分に取る必要があるのです」と話されていました。

試験時間中のトイレ、待ち時間中のトイレ

試験時間中でも、上記の長い待ち時間の間でも、
手を上げて試験官に許可を貰えば、トイレに行くことができます。

(誰がトイレのために退室したのか、いつもどってきたのか、を試験官が座席表に書き込んでチェックしていました)

昼休み中のトイレ

朝の入室締め切り時間の直前と、
昼休みの開始直後、昼休みの終了直前、
は建物内のトイレは長い行列になっていました。

特に、東大の理科一類は圧倒的に男子の受験生が多いので、男子トイレは長い行列になっていました。

理科一類は女子の受験生が少ないので、女子トイレの方は、全然、並んでいませんでした。)

同じフロアでも、狭いトイレと広いトイレがあるのに、
何故か、広いトイレはがら空きで、狭いトイレに行列ができている場面もありました。

あと、男子トイレは小の方に並ぶ行列なのか、大の方の、うんこ渋滞なのかが、
列の後ろの方だと分からず、無駄に並んでいることもありました。

教室の時計

教室の時計には張り紙が貼られて見えなくなっていましたので、
腕時計を忘れることは許されません。

荷物、机の上に置ける物

コートは着たままでもOKでした。

脱いだコート、カバンは、床の足元に置くように指示されます。
空き席の椅子においていたり、コートをイスの背にかけていたりする受験生はすぐさま、試験官に注意されていました。

一度脱いだコートを再び着る際は、手を上げて試験官に許可を得る必要がありました。

(その他、カバンから飲み物を取り出したり、ハンカチをポケットから取り出す際も、手を上げて試験官に許可を得る必要があります)

机の上には、シャー芯シャー芯のケースを置くのは禁止でした。

あと、時計や腕時計か懐中時計のみがOKで、キッチンタイマー型や置時計型は禁止でした。

とにかく、何か行動をする場合は、手を上げて試験官に許可を得る必要がありました。

写真用シール、写真照合

1日目の最初の説明のときに、受験票の写真のところにはる透明シールが配られました。

1日目の最初の写真照合は、共通テストの受験票と、東大の受験票の両方と顔を確認されました。

1日目の2科目目以降、2日目、は東大の受験票だけしか確認されませんでした。

(同じ教室に、共通テストの受験票を忘れた方がいて、「1科目目の国語が終わったあと、昼休みに入ったら試験官と一緒に本部で手続きをしてください」と指示されていました)

リスニングの放送

2日目はリスニングの放送があるので、
試験開始前に放送機器のチェックがありました。

放送で「いまから放送機器のテストをします。受験生の方は聞く必要はありません。主任監督者の方にお願いします。この放送が正常に聞こえていたら緑のボタンを、異常が合ったら赤のボタンを押してください、はい、どうぞ。」
「続いて、別系統に切り替えてテストをします。~(以下、同じ内容の繰り返し)」

という感じで放送機器のテストをしていました。

(最初、「はい、どうぞ」と言われる前に、ボタンを押してしまったのか、試験官の方が「しまった」という顔をされていました)

解答用紙、問題用紙の配布、回収

長机の端の席の人に、その机の人数分がまとめて配られ、
自分の分をとって、横の席の人に渡していくスタイルでした。

回収の時はその逆で、横の人に解答用紙を渡して端に集めるスタイルでした。

解答用紙、問題用紙は、「代ゼミの東大入試プレ」のものが、最も本番にそっくりでした。

解答用紙への氏名、受験番号の記入

受験番号、氏名、科類の記入は、試験の開始前に、「いま記入してください」の合図がありました。

理科の科目名の記入、切り取り、も試験開始前でした。

ただし、外国後(英語)の、記述解答用紙とマークシート解答用紙への、
科目名の記入、切り取りは、試験開始後に行うように指示がありました。

現役生は知らずに先に、科目名を記入してしまっている人も何人かいて、
消しゴムで消されていました。

試験開始、終了の合図

試験開始、終了は、チャイムの放送でした。

理科の試験の補足説明

理科の物理、生物に、「補足説明」があったのですが、
試験開始後に、黒板に板書するスタイルでした。

大きい教室だったので、黒板が見えづらい受験生には、内容が書かれた紙をチラ見せしてくれました。 (その紙自体を渡すことはNGだそうで、その場で見せるだけ、でした)

(その紙が1枚しか無くて、大きな教室なのに一人ずつ、見せていくスタイルで、途中から紙をコピーして対応していました)

※訂正ではなくて、単なる「補足説明」だったので、問題を解くのには別に不要な情報でした。

物理の第2問

物理の第2問はキブル天秤が出題されました。

(2021の共通テスト第2日程の物理でも出題のテーマになっていました)

物理の第3問

物理の第3問はゴム風船の熱力学が出題されました。

『佐々熱力学』 の佐々真一教授が2004年に東大の定期試験に出した問題とそっくりだったそうです。

熱力学入門
佐々真一 (著), 兵頭俊夫(編)
共立出版

英語について代ゼミの大矢師のツイート

英語について駿台の日永田師のツイート

入学手続きの案内の配布

2日目の英語の試験終了後、入学手続きの説明が書かれたA4の紙が1枚配られました。

(手続きの説明自体は、WEBからダウンロードする形なので、そのURLが書かれた紙です)

帰る時も正門から本郷三丁目駅までの道は混雑

時間差での退場になっていても、やはり正門から帰ろうとすると、本郷三丁目駅までの道はかなり混雑していました。

正門の前や、赤門の前のところには、外で試験が終わるのを待っていた保護者の方たちが大勢いらっしゃいました。

あと、予備校関係者なのか、試験問題を入れた封筒を、正門を出たところでまっていたバイク便の方に急いで渡しているオジサンも数名いました。

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