30代からの大学再受験ブログ

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2022 東大実戦(駿台の第1回東大入試実戦模試)の感想

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・東大実戦(駿台の第1回東大入試実戦模試)の結果、感想を知りたい。
・科目ごとの感想も教えてほしい。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  1. 2022 東大実戦(駿台の第1回東大入試実戦模試)の感想

ホリキタ30代で再受験(東大理1志望)

ホリキタ(@Horikit_Juken

この記事を書いている私は、30代の社会人(都内のJTC勤務)です。意を決して再受験に挑戦しています。

こういった私が、解説していきます。

私が実際に勉強に使っている参考書や問題集の感想、受験した模試の感想などを書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。

2022 東大実戦(駿台の第1回東大入試実戦模試)の感想

2022/08/13(土), 8/14(日)に、駿台の第1回東大実戦模試を受験してきました。

当日は台風が心配されましたが、私が受験した都内の会場では、
予定通りに実施されました。

全体的な感想

全体的な感想を一言でいうと、「思うような答案が書けず悔しい」です。

この、模試を受けた後の「なぜあの問題が解けなかったのか」「他の受験生は出来ているのに、どうして自分だけ…」という悔しく情けない気持ちを、大切にしたいと思います。

それが勉強へのヤル気の源になるのだと思うし、それだけでも、模試を受けた意味があったと思うからです。

もっともっと、次こそより良い結果が出せるように、今は努力を続けるしかないと、明日からの勉強を頑張ろうと思います。

結果(点数および判定)

科目ごとの感想

英語

今回も、オープンと同じ順番で解きました。

4(B)和訳→2(A)(B)英作文→1(A)要約→3リスニング→5長文→1(B)空所補充→4(A)

前半の2の英作文を終えるところまでで、40分間ぐらい使ってしまい、リスニングの下読みをする時間がほとんどとれませんでした。

リスニング後は急いで1(A)の要約を解いて、その後に5の長文を読んで解き、
その後、1(B)も急いで読んで何とか埋め、 最後に残した4(A)は時間が無く、勘でマークしました。

1(A) 要約

各段落の最初にトピックセンテンスがあり、要点をまとめやすい英文だったと思います。

しかし、字数内に綺麗におさまるように表現するのが上手くできませんでした。

1(B) 文補充

記号の正答率は、2/5。

並び替えは、不正解でした。

  • the likelihood of -ing ~する可能性
  • provide A with B の他に、provide B to A という語法もある

2(A) 自由英作文

反対(友人にお金を貸すべきではない)という立場で書きました。

  1. 主張: この意見には反対
  2. 理由: もしも友人がお金を返せなくなった場合、友情が壊れてしまう
  3. 締めくくり: 同じ表現を繰り返して語数かせぎ

という構成で、10分ぐらいで書きました。

駿台採点官への礼儀として、文末に○○wordsと書き添えるマナーも忘れずに)

2(B) 和文英訳

解答冊子を読んで、以下の表現の理解があいまいでした。

  • exampleという名詞は同格のthatをつけられないので、example that [witch] shows (that) SV とするか、an example of O としなければならない
  • 「通りに」は、接続詞のas または the way + 文 という形

3 リスニング

(A)の正答率は、5/5、(B)の正答率は1/5、(C)の正答率は1/5 でした。

リスニングは、ポラリス長文の音声を、毎朝の通勤時に聴いているのですが、
なかなか聞き取れるようになりません。

メモ:Chromeディベロッパーツール表示 > Networkタブ開く > F5更新 > 読込に時間のかかっているMP3ファイルを選択 > 右クリック > Open in new tab > ダウンロード

4(A) 誤文訂正

勘でマークしたのでノーコメント。

4(B) 和訳

下線部中で分からなかった表現は以下。

  • not wholly 完全に~というわけではない(部分否定)
  • be relevant to ~に関連がある
  • It is as if SV まるで~のようである
  • reversible 可逆的な

5 長文

解答冊子を読んで得た発見は、「study」に「~をじっと見る、~を詳しく調べる」という意味がある、ということ。

ジーニアス英和辞典(第4版)にも、きちんと書いてありました。

簡単な単語なのに、知らない意味がたくさんあり、辞書を引くたびに新しい発見があります。

数学(理系)

① 極限

これは完全に問題文を誤読してしまいました。

「弧ABの中点M」というところを、何故か、弦ABの中点と思い込んでしまい
まったく違う式を立てて極限を求めてしまいました。

あと、仮に正しく立式できていたとしても「1-cosθ」の極限を求める時に、半角公式を使ってsinにする手法も頭にきちんと入っていませんでした。

② 確率

ベン図を念頭において、もれなくダブりなく、事象を把握する、というのができませんでした。

③ 整数

これは全くできませんでした。

④ 通過領域

点Aが、線分BCの上側にくるときだけを考えてしまい、
解答冊子を見たら、「なんだ、下側もあるじゃないか!」と。

⑤ 無理数解をもつ方程式

すぐ予想できたものの、本当にそれしかないのか、をきちんと示すことができませんでした。

⑥ 面積(積分

これも、問題文を誤読してしまい、連立不等式が表す領域を、
違う部分と勘違い
してしまいました。

さらに、曲線Cと曲線Dの交点を必死に求めようとしてしまい、
計算が非常に複雑になってしまい、途中で力尽きてしまいました。

  • 多項式関数のグラフの囲む面積は、「交点のx座標を設定して主役にする」「佐野因数分解を利用する」で計算量を少なくする工夫

国語

現代文

漢字の「親戚」が書けませんでした。

ポストコロナの生命哲学
福岡伸一, 伊藤亜紗, 藤原 辰史
(集英社新書)

twitter.com

古文

分からなかった単語

  • たばかる(謀る):計画する、工夫する、相談する、欺く
  • いたづらなり(徒らなり):役に立たない、空虚で物足りない、本来の目的が果たされない
  • よそなり(他所、余所):無関係だ、疎遠だ、よそよそしい

漢文

分からなかった漢字、句形

  • 食言:嘘をつくこと
  • 片言:短い言葉

物理

理科は、先に「地学」を60分間ぐらいで解き、その後の時間で「物理」を解きました。

物理は、②電気→③波動→①力学 の順番で解きました。

①力学(2体問題)

小物体の座標をx、台の座標をXとして、それぞれの運動方程式を立てて時間追跡をする目と、
運動量保存則&エネルギー保存則の連立で求める目とが、
時ながらごっちゃになってしまい、
「あれ、私はいま何を求めようとしているんだろう?」とパニックになってしまいました。

コンデンサー、電子銃

電子銃から出た電子の運動の様子が、
この手の問題を解くのが久しぶりで(夏はコンデンサーと抵抗の回路の問題ばかり練習していたので)、
力を受けて放物運動する範囲と、等速度運動する範囲とがきちんと把握できず、
ぐちゃぐちゃに。

後半は、基本通りに「スイッチ切替ごとに、回路図を書いて、電荷保存則とキルヒホッフ則の連立」で解き進めましたが、
誘電体が登場するところから、
解答用紙のスペースが足りなくなり、途中であきらめました。

③水面波(水流がある場合)

よく似た問題を、代ゼミの東大プレ(エーテルの風がある)で解いた経験があったはずなのに、
上手く状況をつかめませんでした。

誘導に従って、波の式を順番に計算していくも、
定常波になるところで、和積の公式の計算が上手くできず、
位相を計算ミス
してしまい、全然違う結果に。

地学

まだまだ勉強不足ゆえ、ノーコメント。

他の受験生の感想

東大の冠模試の過去問

秋の東大模試に向けて、模試の過去問で訓練をしておくとよいかも。

浪人生の人は、昨年も東大模試は受けていると思うので、 問題が重複しないように、9月頃に新刊が出る前に今のうちに2022年度版を買っておいた方がよいです。

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東大の過去問

過去問は夏休みが終わったあとから、例年、品切れ値上がり傾向なので、
早めに買っておいた方がよいです。

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まとめ

夏の東大模試は、プレ、オープン、実戦、も含めて、あまり思った成果が出せませんでした。
9月からはさらに気を引き締めて勉強を続けようと思います。