・大学別の冠模試の過去問がほしい。
・河合塾オープン、駿台の実戦、代ゼミのプレ、過去問の違いを分かりやすく教えてほしい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
著者の経験
この記事を書いている私は、30代の社会人(都内のJTC勤務)です。意を決して再受験に挑戦しています。
こういった私が、解説していきます。
私が実際に勉強に使っている参考書や問題集の感想、受験した模試の感想などを書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。
大学別の冠模試の過去問
毎年、夏と秋に、「○○大学模試」のような大学別のいわゆる冠模試が各予備校で実施されます。
これらの冠模試の過去問集が市販されています。
冠模試の過去問の特徴
- 予備校各社が研究しつくした予想問題こと模試の問題に挑めること
- 模試の復習をするために作られているため、緻密な採点基準が非常に素晴らしく、自学自習のクオリティの向上が見込める
CASTDICE TV (2022/08/16動画)より引用
河合塾オープン、駿台の実戦、代ゼミのプレ、過去問の違い
例として、「東京大学」の場合で比較してみました。
予備校 | タイトル | 1冊の収録回数 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
河合塾 | 入試攻略問題集 | 4回分 | 英語:2,420 数国理:1,980 地歴:2,090 |
9月 |
駿台 | 実戦模試演習 | 英語:5回分 数学:6回分 理科地歴:3回分 |
英語:2,530 その他:1,760 |
6月~7月 |
代ゼミ | 入試プレ問題集 | 英数国:6回分 理科地歴:4回分 |
英語:2,420 数学:1,430 国/理/地歴:1,650 |
9月 |
http://www.kawai-publishing.jp/reference/a-03.php?booksseriesid=6www.kawai-publishing.jp
https://www.sundaibunko.jp/contents/info-new/13985/www.sundaibunko.jp
注意点
- 駿台は他よりも発売が早く、夏には既に2023年版が発売済み
- 河合、代ゼミは9月頃に2023年版が発売(もし2022年版がほしい人は早めに!)
- 浪人生で、昨年も冠模試を受験している場合は、1回分は実際に受験した模試と重複する
- 英語リスニングは、河合塾はCD付、駿台と代ゼミは専用ページにアクセス(認証コードが必要)
- 冬の模試の問題のみが収録されている科目もあれば、夏冬が混ざって収録されている科目もある
大学の種類
予備校 | タイトル | 大学 |
---|---|---|
河合塾 | 入試攻略問題集 | 東大、京大、名古屋大、九州大、広島大 |
駿台 | 実戦模試演習 | 東大、京大、大阪大 |
代ゼミ | 入試プレ問題集 | 東大、早稲田大 |
東大だけかと思っていたら、他の大学の模試過去問もあるのですね。
実戦模試演習 2023-東京大学への数学 (駿台大学入試完全対策シリーズ) |
2022入試攻略問題集 東京大学 数学 (河合塾シリーズ) |
2022東大入試プレ問題集 数学 (代々木ライブラリー) |
唯一、早大入試プレを実施している代ゼミは、早大入試プレの過去問も販売しているのですね。
2023早大入試プレ問題集 数学 [基幹・創造・先進理工/教育(理)] (代々木ライブラリー) |
河合塾が一番、種類がたくさんありますね。
2020年度までは、駿台でも「東工大入試実戦」が実施されていたので、その過去問が販売されていましたが、2021年度からは中止となったので、過去問も2022年版が最後みたいです。
2022-東京工業大学への理科 (大学入試完全対策シリーズ) |
楽天で探すと、中古で過去の年度の分も売られています。