30代からの大学再受験ブログ

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2022 東大オープン(河合塾の第2回東大入試オープン模試)の感想と結果

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・東大オープン(河合塾の第2回東大入試オープン模試)の感想を知りたい。
・科目ごとの感想も教えてほしい。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  1. 2022 東大オープン(河合塾の第2回東大入試オープン模試)の感想と結果

ホリキタ30代で再受験(東大理1志望)

ホリキタ(@Horikit_Juken

この記事を書いている私は、30代の社会人(都内のJTC勤務)です。意を決して再受験に挑戦しています。

こういった私が、解説していきます。

私が実際に勉強に使っている参考書や問題集の感想、受験した模試の感想などを書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。

2022 東大オープン(河合塾の第2回東大入試オープン模試)の感想

2022/10/30(日)に、河合塾の第2回東大入試オープン模試を受験してきました。

全体的な感想

全体的な感想を一言でいうと、「思うような答案が書けず悔しい」です。

この、模試を受けた後の「なぜあの問題が解けなかったのか」「他の受験生は出来ているのに、どうして自分だけ…」という悔しく情けない気持ちを、大切にしたいと思います。

それが勉強へのヤル気の源になるのだと思うし、それだけでも、模試を受けた意味があったと思うからです。

もっともっと、次こそより良い結果が出せるように、今は努力を続けるしかないと、
明日からの勉強を頑張ろうと思います。

結果(点数と判定)

192点で理一、C判定でした。

科目ごとの感想

英語

今回は以下の順番で解きました。

4(B)和訳→2(A)(B)英作文→
下読みほぼゼロで、3リスニング→1(A)要約→5長文→
ここで時間切れになり1(B)空所補充→4(A)は勘でマーク

前半の2の英作文を終えるところまでで、40分間ぐらい使ってしまい、リスニングの下読みをする時間がほとんどとれませんでした。

リスニング後は急いで1(A)の要約を解いて、その後に5の長文を読んで解き、
そこで時間切れになり、1(B)と4(A)は時間が無く、勘でマークしました。

1(A) 要約

話の展開がつかめてませんでした。

  • seemlingly obvious explanation 一見したところ~
  • Yet, such ~ does not explain ~ 逆説
  • There is another thing 真の理由

「reflect on ~」という表現が出てきて、竹岡師のこの動画を思い出しました。

www.youtube.com

2(A) 自由英作文

「過去に影響されずに生きることは不可能」というテーマで、
漠然としていて、どういう内容で書けばいいのか、少し悩んでしまいましたが、
以下のような内容で、書ける単語で何とか形にしました。

  1. この考えには同意
  2. 人には良い経験も悪い経験も、大切な影響を持つ
  3. 悪い経験は忘れてしまう方がhappyに生きられる、という意見もあるかもしれない
  4. しかし、辛い経験を持つ人の方が強く、物事を上手くこなせる

2(B) 和文英訳

なかなか、一つ一つの表現に合う単語が思い浮かばず、難しかった。

解答解説を読んで、これは使えるようにしておこう、と感じた表現は以下。

  • the former, the latter :前者、後者
  • make quite an impression:強い印象を与える(語順に注意、a strong [deep] impressionとは語順が違う)

3 リスニング

作文に時間を使ってしまい、ほぼ先読みができませんでした。

(A) は全滅、(B) 4問正解、(C) 全滅、と散々な結果でした。

河合塾の東大オープンは、他の模試と違って、模試の当日にリスニング音声CDを配布してくれる昔ながらの方法なので、昭和生まれの人間としては助かります。

(平成生まれの今の高校生たちは、CDなんてもらうより、スマホですぐ再生できる方が便利なのでしょうけれど)

4(A) 文法

勘でマークしたのでノーコメント。

4(B) 下線部和訳

(ア)は、what's the harm if~? が疑問ではなく、反語であること、をきちんと採点官に伝わるような訳文に書けたかどうか自信がありません。

(イ)は、「it represents それは~を表現している」と「as good as ~と同程度に優れている」が、上手く訳せませんでした。

(ウ)は、「ignorance 無知」を「無視」と書いてしまいました。
あと、「is no worse than ~と比べて少しも悪化していない」が訳せず。

5 小説

出典は、『Every Day in December』Kitty Wilson、で、12月の毎日を1日1章の構成で書かれた男女の物語だそうです。

Belle Wilde loves December. Yes, she’s just lost her job and Christmas is not a good time to find yourself ‘financially challenged’. And yes, her parents are still going on about the fact that she really should have it all together by now. But Belle believes that in December, magic can happen.

Rory Walters hates December. Whilst it looks like his life is together, he’s still reeling from a winter’s night five years ago when his life changed forever. Now back at home, he’s certain that this will be yet another Christmas to endure rather than enjoy.

But as midnight on December 31st draws closer, Belle and Rory’s time together is coming to an end. With a little help from a Christmas miracle could Belle find the one thing she really wants underneath the mistletoe?
『Every Day in December』Kitty WilsonAmazon

twitter.com

Every Day in December:
A gorgeously festive and feel good brand new Christmas read for 2021!
(English Edition)

(A) は、「responsibilites」が、何の責任なのか分からず、
実家に住んで親の面倒をみることを「責任」と言っているのか、結婚して家庭を持つことを「責任」と言っているのか、よく分かりませんでした。

(B) の並び替えは、代不定詞のto が見抜けず、「toはどう使うんだ?」と悩んでしまいました。

解答解説を読んで、覚えておこうと感じた表現は以下。

step-~ というのが、血縁の無い家族を意味する言葉というのを知りませんでした。
ステップファミリー、って日本語にもなってるんですね。

国語

現代文

漢字は3問とも書けました。

「核心」は、Z会の「理系数学入試の核心」のおかげです。

理系数学 入試の核心
難関大編 改訂版 (数学入試の核心)

現代文の解説は、河合塾の模試が一番、丁寧で分かりやすい気がするので、
何度も読んで復習しようと思います。

東大オープンを受験する目的の半分くらいは、この現代文の解説をもらうため、ですね。
(もう半分の目的は、地学の問題、解説)

文明の死/文化の再生 (双書 時代のカルテ)

数学

第1問 極限

曲線Cの式はすぐかけて、微分して増減表を書いてグラフもスグに描けました。

面積を求める積分も、置換して、置換して、計算ミスに気をつけてなんとか求まり、
logkで割ったら、収束する形になったので、合っていることを確信できました。

第2問 整数(余りの周期性)

n=1から順番にいくつか書いてみたら、n=4m-2 であることはすぐに予想ができました。
しかし、証明するのが上手く出来ず。

3=(5-2), 4=(5-1) として2項定理を使って示そうとしたのですが、
上手く52の形が作れず。

解答を見たら、9と16の形にして、25を作っていたので、「なるほど」と。

第3問 確率

パッと見て、問題文が長く、難しそうな図が描いてあり、一旦後回しに。

あとから、落ち着いて問題文を読んだら、状況は分かり、
(1)は、マス目上の道で最短経路を選ぶよくある問題じゃないか、と、すぐに解けました。

(2)からが、普通に求めようとしたら、計算が上手く出来ず、問題で与えられたq_kが出てこず。

解説冊子を見たら、対称性を使って上手く求めていて、「なるほど」と。

第4問 通過領域

これは素直にすんなりと、最後まで解けました。

第5問 3次方程式の解

(1) は定数を分離して、グラフを描いて、すぐにkの範囲が求まりました。

(2) で、複素数解、とあり、結局、問題なのは虚数解を持つときだよな、
と思いつつ、問題文の、絶対値が2以下、というのがどう示せばよいのか思い浮かばず、パス。

第6問 体積(積分

(1) は、球と角錐のつくる体積だから、積分しなくても、中学生の数学で計算できるのに、
頭の中が、「平面 z=t で切った断面積!」と脳死になっていて、わざわざ面倒な積分をしてしまい、
もちろん答えは求まったものの、大幅に時間をロス。

(2) も、対称性と(1)を利用すれば簡単なのに、それに気づかず、
やはりここでも、「平面 z=t で切った断面積!」と脳死になっていて、
面積を求めたとしても、その後の積分は相当に面倒な形になっていて、途中で断念。

解答冊子をみたら、対称性と(1)を利用して、 立体を切る平面を上手い方向にとっていて、「なるほど」と。

6題とも、「なるほど」と気づきの多い、学習効果の高い良い問題ばかりでした。
さすが河合塾、一番値段が高い東大模試なだけあります。

物理

理科は、先に「地学」を60分間ぐらいで解き、その後の時間で「物理」を解きました。

物理は、②電気→③波動→①力学 の順番で解きました。

第1問 力学 (紐でつながれた2物体)

Iは解けましたが、IIは時間が足りずに、途中で時間切れになり、後半は白紙でした。

一方から見た相対運動だったり、
重心から見た運動だったり、
視点の切り替えがしっかりと出来るようにする訓練をもっと積まなければ、と思いました。

第2問 電磁気 磁場が変化するがvBL公式で解けるN本の導体棒

J7の標準電磁気で、笠原師に何度も言われた
「vBL公式が基本!」「回路の状態はキルヒホッフ則!」の通りにやれば解ける問題でした。

N本の導体棒は、2015東大でも出題されてましたね。

しかし、III で抵抗率の計算で、 r=ρ*l/S のところを間違えてしまい、
その後の問題が全て間違ってしまいました。

(指定された文字で答えが求まらないので、?となったのですが、間違いの箇所に気づけず)

第3問 干渉、階段状の回折格子

I は普通に解けましたが、IIで、k番目から、N+k番目 の段差のところで、
Iの(式1)のD, d をN倍するところに気づけず、
以降の問題が全て答えが少しずつ変な形に。

物理は途中で間違えると、その後の問題が全て雪崩のように不正解になってしまうので、スピードを意識しつつも、計算は慎重に、ですね。

地学

第1問 問1 土星

光線の速さが、初め「公転速度からどうやって求めるんだ?面積速度か?」と悩んだのですが、
何度も問題文を読み直したら、「光線が移動する速さは土星の公転速度と同一であるとしてよく、」と書いてあるのを見て、ああ、そういうことなのか、と。

第1問 問2 系外惑星

論述が、倫理観の欠けた文章になってしまった気がします。

第2問 問1 雲粒

問題文の通りに計算したら、すぐ答えが求まりました。

第2問 問2 起潮力

「起潮力=月の引力 と 遠心力 の合力」というのがきちんと分かっていませんでした。
反省です。

第3問 問1 日本の断層、地震

用語がまだ覚えきれておらず、相模トラフ、駿河トラフ、が書けませんでした。情けない。

第3問 問2 炭素14の崩壊、半減期

半減期の式、物理でも地学でも苦手です。

基本問題を解き直して練習します。

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(2023年)共通テスト対策問題集おすすめ(赤/緑/青/黒のメリットデメリット)

例年、11月に入ると、全国の書店では、共通テストの問題集が売り切れはじめます!
今年は駿台のが一番、質が良く、次いでZ会、だそうなので、
まだ購入してない人が、いますぐ注文した方が吉です!

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