30代からの大学再受験ブログ

30代から再び大学を目指して、再受験に挑戦するブログです

駿台の第1回東大実戦(2023年8月実施)の感想と反省

※[PR]当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれています。

2023年8月実施の駿台の第1回東大入試実戦模試を受験してきた感想です。

本記事の内容

  1. 2023年8月実施の駿台の第1回東大入試実戦模試を受験してきた感想

ホリキタ30代で再受験(東大理1志望)

ホリキタ(@Horikit_Juken

この記事を書いている私は、30代の社会人(都内のJTC勤務)です。意を決して再受験に挑戦しています。

こういった私が、解説していきます。

私が実際に勉強に使っている参考書や問題集の感想、受験した模試の感想などを書いています。
記事の信頼性担保に繋がると思います。

≫駿台×Z会の「スーパー東大実戦講座」 https://www.zkai.co.jp/home/sd-stj/

駿台の第1回東大入試実戦模試(2023年8月実施)を受験してきた感想

科目ごとの反省

国語

問題ごとの感想

問題 感想 手ごたえ
1 漢字は全部書けた ×
2 (エ)「召しに従ひてぞ参らせける」が訳せず。
(オ)「口惜しきこと」の理由に、
継承者が不在だという要素を入れられず
×
3 「禽獣」「昧者」の訳し方が分からず ×

今後への反省

  • 現文:今後どう勉強すべきかもう分からない
  • 古文:(尊敬語の対象者は必ずチェック)、セリフの発言者、動作の主体、を本文に印(登場人物をA,B,Cのように略記)
  • 漢文:対句(大昔⇔現在、貴人聖人⇔愚人)、例え、比喩でイイタイコトがどれか

漢文の「禽獣」は、解答解説にはそのまま「禽獣」と書いてあって、なんだそのままでよかったのか、と。



旺文社「国語辞典」より引用

漢字は「模試の復習をオコタるなって、じいちゃんが…」のおかげで書けました。



駿台文庫「生きる漢字・語彙力」(霜栄) より引用

現代文の出典:『宗教社会学―神、それは社会である』(奥井智之)

宗教社会学: 神、それは社会である
東京大学出版会
奥井智之

数学

問題ごとの感想

問題 感想 手ごたえ
1 Aの玉数を縦軸、回数を横軸のグラフを描いて
それぞれの確率を書き込むも、
途中の足し込み計算ミスで最後の答えが合わず
2 これは絶対に完答しないとダメな問題と思い、最初に手を付けるも、
(1)を示した後、(2)のaが上手く出ず(xnでなく1個別にするのが上手くできず)
一旦、別の問題に移り、再度戻ってきて考えなおしたら、
「ああ、そういうことか」と、何とか完答
3 これも最大値の計算なので、絶対に完答しないとダメな問題と思い、
断面図を描いて、長さを変数にして、最初、Vの底面半径と高さの2変数を設定して、
相似からS_2の半径を出して、Rを立式するも計算途中で、
「あれ、これ比だから1変数にできるのか」と思い直し、
長さの一方を1にして1変数で計算を進めるも、
微分して増減表を書く段階で、
極値を取る変数が上手く出てこず(因数分解できず)、
とりあえず考えたところまでを記載して断念。
解答解説を見たら、
角度を変数に取る方がラクな計算になっていて、
「ああ、その視点は試験中に全く出てこなかった」と反省。
×
4 (1)は当たり前なのですぐ示せたが、(2)(3)はじっくり考える時間が取れず断念。 ×
5 これも最大値だから、絶対に完答しないとダメだと思いつつ、
共通接線を持つ条件を
(ア)P,Qそれぞれの接点における接線の式を書いて、係数が一致することを使うか
(イ)Pでの接線の式を書いて、もう片方の円C_2に接する(原点との距離=半径)を使うか、
で少し悩んでしまい
両方の条件で計算を少しずつ進めるも、接点のx座標を主役にした式が出来上がるものの
上手く最大が求まるような形に変形できず、
後で解答解説を見たら、相加相乗を使う形になっていて、「ああ、そうか」と。
×
6 (1)は基本問題なのですぐできたが、
(2)(3)は「センター試験に誘導付きででそうな問題だなあ」と思うも手が動かず
×

今後への反省

  • 図形の最大最小は、計算が地獄になったら一度立ち止まり以下の観点で考えなおす
  • ①文字を減らせないか(相似拡大)、②長さでなく角度を変数にしたらどうか、③対称性の利用、を必ず試す
  • しかし面倒な計算を最後までやり遂げる根気・腕力も必要。日々、計算を面倒がらず答えを合わせることに拘り訓練
  • 最後の解まで出せた大問は、見直しを丁寧に。確実に合わせる
  • 確率・場合の数は、途中計算、最後の足しあげミスしやすい。見直しシッカリ
  • 整数問題は最初に(1)で少し試せば、状況把握、予想から(1)だけは解ける
  • 通過範囲・領域は、文字変数が多くて計算に行き詰まったら、冷静になり「自分は今何をしようとしているのか、どの文字を主役に考えるのか」の方針を戻って考える

試験中や、試験が終わった直後は「結構、出来たんじゃないのか」と手ごたえが感じられても、あとで解答解説を読むと、「これもダメ、これもミス、これも間違い」で全然、点が取れてませんでした。。

地学

問題ごとの感想

私は理科は、「地学」→「物理」の順で解きました。
(地学の方が小問数が多く、問題文が長いので、後半に回すと時間切れになって全ての問題につけれなくなるので)

問題 感想 手ごたえ
1-問1 式は書けるのに数値計算がミスばかりで答えが合わず ×
2-問2 式は書けるのに数値計算がミスばかりで答えが合わず ×
2-問1 圏界面、上昇流、下降流の基礎知識がまだまだでした ×
2-問2 うねり、が長波長だということと、
与えられたグラフの使い方が分からず
×
3-問1 問題の誤読。振幅について聞かれているのに
何故かエネルギーについて書いてしまった
×
3-問2 最後に、炭酸の電離平衡の式が出てきて、「化学?」となり混乱。
問題文にpHの定義が[H+]濃度で決まることも書かれていたので、
素直に当てはめて計算するだけだったのに、出来ず
×

今後への反省

  • 大問1つ20分リミットを意識、時間を使いすぎない。論述で分からなければ潔く断念し次へ
  • 数値計算は式をまず書き、筆算は後回し
  • 有効数字が一桁の問題があるので、無駄に桁数取らない π=3.1
  • 計算用紙の計算は綺麗に書く(スペーシング、問題の小問の番号を書く) 雑に書くとやり直しで時間の無駄
  • 順番は③岩石地球②大気海洋①天文が今のところ最善か
  • 問1に対して問2の小問数が少ないことがある
  • 最初にページをめくって問題数と用語穴埋め、選択問題をチェック
  • 用語穴埋め問題は確実に取る
  • 最初に余白によく使う換算数値をメモしておく
  • 1[au]=1.5×108[km], 1光年=9.46×1012[km]=6.33×104[au]
  • 1[pc]=3.26光年=3.08×1013[km]
  • 1年=3.2×107[s], 1日=86400[s]
  • π2=9.86. √98=√49*2=7√2

センサーの巻末の表をコピーして「キモい理科ノート」に貼ったやつを試験直前に見返す

筆算のスピードが遅い、もっと計算の訓練。

物理

問題ごとの感想

問題 感想 手ごたえ
1-I 小球Cの初期位置を、半円の上端ではなく、
下端だと何故か勘違い。
摩擦のあるバネつき運動なんて、
何度も解いたことあるはずなのに、上手くできず
×
1-II 摩擦のある2物体なんて何度も解いたことあるはずなのに、
試験本番では上手くできず
×
2-I 電源の仕事を定義通りに計算しようとするも積分計算ミス ×
2-II これは電気と言うより、単なる放物運動だったので最後までできた
3-I 単なるドップラー効果、これはできた
3-II 波面とx軸の角度、を聞かれているのに
何故か反射波の進行方向との角度を書いてしまった
×
3-III 原点Oが強め合うのはいいとして、他にあるのか?
としばらく悩み結局分からず
(位相差=2mπの式を書くも、???)
あとで、解答解説を見たら、
三角形の成立条件から考えていて当たり前じゃないか、と。
×
3-IV 時間切れ ×

今後への反省

  • 力学は特に問題文を正確に読む(初期位置、初速、摩擦の有無、摩擦係数、質量、自然長、衝突の反発係数)
  • 図と文章の両方をよく読む、図は誇張されている、途中位置か初期位置か違う。勘違いしない
  • 違和感を感じたら勘違いを疑う→読み落とし、誤読がないかの細かな再確認が雪崩を防ぐ
  • 回路は状況ごとに図を順に描く
  • 波面の角度なのか、波の進む方向の角度なのか、問われていることを勝手に勘違いしない!

駿台の夏の東大実戦は過去問を見る限り、第3問は水面波、ドップラー、干渉が出続けていたので、対策をしていたつもりが、全然出来ませんでした。

英語

英語は、オープンも実戦も解き順は、
4(B)、2(A)、2(B)、下読み→リス、1(A)、5、1(B)
でやりました。
(最後にまわした1(B)は途中で時間切れ、4(A)は勘でテキトーにマーク)

問題ごとの感想

問題 感想 手ごたえ
1(A) キーワードとして拾ったものをつぎはぎ的につなげただけの、
主張が何なのかはっきりしない文を書いてしまった
×
1(B) 空所補充は1問しか合っておらず。
並び替えは時間切れ
×
2(A) なかなか思い浮かばず、「マイカーが無くなる」、と書いた。
あまり説得力のある理由をかけず。同じ言葉を何度も繰り返し使ってしまう
×
2(B) A misunderstanding ~ と書き始めるも、
1文中に何度も同じ単語を使ってしまう変な文章に
×
3 試験中は「結構、聞けてる」と思ったのに、
(A) 3/5, (B) 2/5, (C) 3/5 で計8/15 半分しか取れなかった
×
4(A) 時間切れで勘でマーク ×
4(B) (イ) explicit = 明らかな、あからさまな(場合によっては、露骨なほど明らかな)が
上手く書けず、
equallyがどこにかかるのかも分からず
5 5番の記号は全問正解、並び替えができず。
文章は簡単で読みやすかったが、時間がかかりすぎた

今後への反省

  • 順番は、最初に自由作文のテーマをちら見、4(B)、2(A)、2(B)、下読み→リス、1(A)、5、1(B)で何度か試しているがまだ不安定、4(A)は時間切れ
  • 前半をもっとスピード上げる、そのために、4(B)は下線部以外は読まない、作文2(B)は書ける内容だけ書いてすぐ終わらせる
  • 後半は要約1(A)の読みスピード短縮、読み返さないで一度で決める
  • 5の並替えは分からなければすぐあきらめる
  • 5は先に下線部説明の問題文を読む
  • 最後の1(B)の時間をもっと作るために5の読み速度のスピードアップ
  • リス下読みでの印の付け方、練習

強調構文で、疑問詞が主語として強調されているときの語順とか、基本的なことがまだまだ曖「昧」でした。


啓林館「Vision Quest 総合英語 Ultimate」より引用

5番の出典:『Without Merit』(Colleen Hoover)
Without Merit: A Novel
Colleen Hoover

juken-s.hatenablog.com